■英国で厳しい暑さが続く中、人だけでなく犬や猫などのペットも熱中症の危険にさらされている。英国の動物保護団体「英国王立動物虐待防止協会(RSPCA)」は、特に犬の熱中症は運動が引き金になることが多いとして、暑い日の散歩や運動に注意を呼びかけている。BBCほかが報じた。

RSPCAによると、犬にとって「安全な散歩気温」は一律には決められず、犬種や年齢、健康状態によって異なる。目安として、地面に5秒間手を置いて熱く感じる場合は、犬の肉球には危険な温度だという。散歩は早朝や夕方以降に行い、日陰や芝生の上を選ぶことが勧められている。熱中症の症状としては、激しいパンティング(荒い呼吸)、大量のよだれ、混乱した様子、震え、嘔吐や下痢、けいれん、さらには倒れてしまうケースもある。特にパグやブルドッグなど鼻の短い犬種、子犬や高齢犬、持病のある犬はリスクが高い。
異変が見られた場合は、すぐに日陰へ移動させ、体温より低い水を体にゆっくりかけて冷やすことが重要だ。ただし濡れタオルで全身を覆うと熱がこもる恐れがあるため避けるべきだという。その後は速やかに獣医師へ相談することが推奨されている。暑い日は十分な飲み水を用意し、氷を入れたり冷却マットを利用したりするのも効果的だ。また、毛の手入れを行い、風通しを良くすることも体温調節に役立つ。車内や温室、物置などにペットを残す行為は命に関わる危険があるとして、絶対に避けるよう呼びかけられている。
さらに、犬や猫も日焼けする可能性があり、耳や鼻、まぶたなどは特に注意が必要だ。専門家は、人間用ではなくペット専用の日焼け止めの使用を勧めている。暑さが本格化する中、飼い主にはペットの体調変化に早めに気付き、適切な対策を取ることが求められている。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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