■英国を代表する画家として世界的に知られたデイヴィッド・ホックニー(David Hockney)の葬儀が、すでに近親者のみで執り行われていたことが明らかになった。ホックニー氏は6月11日にロンドンの自宅で88歳で逝去。死因は公表されていない。各メディアが報じた。
広報担当のエリカ・ボルトン氏によると、故人の遺志に従い、葬儀にはパートナーのジャン=ピエール・ゴンサルヴェス・デ・リマ氏と、甥孫のリチャード・ホックニー氏の2人だけが参列したという。来年には追悼式が複数回予定されており、まず春にロンドンで開催された後、ホックニー氏が人生の一時期を過ごしたロサンゼルスとパリ、さらに故郷ヨークシャーでも行われる予定とされている。また、ホックニー氏の作品の大半は、その功績を後世に残すため、世界各地の財団や公共機関に寄贈されることも発表された。訃報を受け、芸術界の関係者をはじめ、チャールズ3世国王夫妻、キア・スターマー英首相やなどから追悼の言葉が寄せられた。
ホックニー氏は70年以上にわたる創作活動の中で、故郷ヨークシャーの風景画や、ロサンゼルスの陽光あふれるプールを描いた作品、さらにはiPadを使った家族や友人の肖像画など、革新的で色彩豊かな作品を数多く発表した。1960年代のポップアートを代表する存在として高い評価を受け続け、2018年には代表作の一つであるプールを題材とした絵画が約7,000万ポンドで落札され、生存する芸術家の作品として当時の最高額を記録した。
来年には生誕90年を記念し、ロンドンの現代アート美術館「テート・モダン」でマルチメディア作品展が、また、英国美術をに絞った展示を行う「テート・ブリテン」で大規模な回顧展が開催される予定であり、その芸術的遺産は今後も広く受け継がれていく見通しだ。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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