■2026年FIFAワールドカップが開幕し、世界中のサッカーファンたちは心躍らせながら毎日を送っている。しかし、英国では深夜の試合観戦と仕事の両立が悩みの種となっているのも事実。どのようにして両立するか、さまざまな方法が提言されている。BBCが報じた。

今回の大会は米国、カナダ、メキシコで開催されるため、英国との時差が顕著。英国時間ではイングランド戦が午後9〜10時、スコットランド戦は午後11時や午前2時開始となるなどし、ファンたちも対応に苦慮している。一部のファンは有給休暇を事前に確保したり、在宅勤務や遅めの出勤を職場に相談したりしているという。また、スコットランドでは、代表チームの28年ぶりとなるW杯出場を記念し、6月15日(月)を臨時の「バンクホリデー(祝日)」とすることが認められたものの、適用は主に公的機関に限られ、民間企業に休業義務はなく、多くの一般就労者は恩恵にあずかることができなかった。
一方、労働組合や雇用専門家は、大会期間中に「ワールドカップ病欠」が増える可能性を警戒している。人事サービス会社の予測では、約150万人の労働者が病欠を申告し、企業の生産性低下による損失は約6億8000万ポンドに上る可能性があるという。
こうした中、柔軟な勤務制度を導入する企業もある。バーミンガムのデジタル企業「プル・ザ・ピン」では、試合観戦後の遅い出勤を認めている。創業者のサム・ハフトン氏は「事前に予定を共有してもらえれば、考慮する」と話す。専門家は、従業員が早めに観戦計画を伝え、雇用主も可能な範囲で柔軟に対応することが重要だと指摘。W杯を楽しみながら仕事への影響を最小限に抑えるためには、双方の理解と協力が欠かせないようだ。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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