■ あと1ヵ月もすれば夏本番。休暇旅行を計画している人は多いことだろうが、飛行機を利用する際のモバイル・バッテリーの取り扱いについて、改めて注意が呼びかけられている。「スカイ・ニューズ」が報じた。

背景には、モバイル・バッテリー(英国では『パワーバンク』と呼ぶ)の発火事故があとを絶たたないことがある。エジプト・ハルガダ発ロンドン・ルートン空港行きのイージージェット機が、乗客の荷物内にあったモバイル・バッテリーへの懸念から、途中でローマに緊急着陸したことが報じられたばかり。この『事件』は、5月19日夜に出発した「EZY2618便」で発生。翌日未明にルートン空港へ到着予定だったが、機内で乗客の一人が、別の乗客の荷物内でモバイル・バッテリーが充電状態になっていると客室乗務員に伝えたのが発端だった。
イージージェットによると、機長は安全規定に基づく「予防措置」として、ローマ・フィウミチーノ空港への目的地変更を決定。機体は無事着陸し、乗客は通常通り降機したという。同社は、乗客に対してホテル宿泊や食事を提供するなどし、便は翌朝に改めて運航された。イージージェットは「乗客と乗務員の安全が最優先であり、すべての運航は厳格な安全基準に従っている」とコメントし、迂回着陸と遅延について謝罪した。
日本の国土交通省は、2026年4月から日本発着のすべての航空便に関してモバイル・バッテリーの機内使用を禁止する措置をとっている。対象は、国内外の航空会社を含む全便。日本の航空会社が呼びかけている主要なポイントは次の通り。
▼国際線では、モバイル・バッテリーをスーツケース等の「預け入れ荷物」に入れることは禁止。
▼必ず「機内持ち込み手荷物」に入れて、手元に保管すること。容量と個数制限があり、160Wh(ワットアワー)を超えるものは持ち込み・預け入れともに禁止。※一般的なスマホ用(10000mAh程度)は「約37Wh」とされる。
▼100Wh超〜160Wh以下のものは最大2個まで。
これ以外にも航空会社によって、今後さまざまな規則が設けられる可能性がある。搭乗前に十分確認することが必須と言える。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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