■2026年ワールドカップの開幕が迫っているが、各国代表ユニフォームの価格高騰がイングランドで大きな議論を呼んでいる。特に子ども向けユニフォームの価格は、保護者にとって大きな負担となっているという。各メディアが報じた。

現在、イングランドサッカー協会の公式サイトでは、7〜15歳向けのイングランド代表ユニフォーム上下に選手名と背番号を入れると、価格は最大122.98ポンド(約2万4千円)に達する。さらに幼児用セットでも64.99ポンド、大人用シャツは背番号入りで104.99ポンドとなっている。現在販売されているワールドカップ関連ユニフォームの大半は、ナイキ、アディダス、プーマの3大スポーツブランドが製造している。中でもナイキ製のイングランド代表ユニフォームは、同社が手掛けるクラブチーム用より5ポンド高い価格設定となっている。
価格高騰を背景に偽造ユニフォーム市場も拡大している。中国などから発送される模倣品は10ポンド程度で販売されており、SNS上では購入リンクが広く共有されているのが実情だ。専門家は、偽ユニフォームには健康被害の恐れもあると指摘。英国の取引基準局のルイーズ・バクスター=スコット氏は、「どんな素材が使われているのか分からず、有害な染料や化学物質が含まれている可能性もある」と説明。皮膚の炎症や発疹を引き起こす恐れもあるという。
また、偽物の販売は英国では違法で、摘発されれば最大10年の禁錮刑や無制限の罰金が科される可能性がある。プレミアリーグによれば、2020年以降だけで約110万点、総額7000万ポンド超の偽商品が押収されたという。サポーター団体メンバーのニック・ジョーンズ氏は、「特に子ども用価格は高すぎる。子どもたちは仲間外れになりたくないので、ユニフォーム購入は大きな意味を持つが、親たちの負担は大きい」と語っている。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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