■濃厚な甘みと香りから「マンゴーの王様」とも呼ばれる、インド産高級マンゴー「アルフォンソ(Alphonso)」。旬の季節を迎えているが、品不足が深刻化。今年は入荷量が減少し、価格も上昇しているという。BBCが伝えた。

アルフォンソは例年4月から6月にかけて英国へ空輸される人気品種。南アジア系住民が多いトゥーティングでは毎年この季節を楽しみにする人が多いが、今年は状況が異なる。ロンドン南部トゥーティング(Tooting)のマンゴー販売業者の間にも重苦しい空気が漂っている。24年間アルフォンソを販売している「マンゴー・アンクル(Mango Uncle)」のシャビール・カーン氏(Shabir Khan)は、「例年ならロンドン中の通りにアルフォンソが並ぶ時期だが、今年は供給が少ない」と話す。背景には、インドの天候不順による不作に加え、中東情勢の影響による航空ルートの長距離化や燃料費高騰があるという。
それでも人気は衰えていない。店には今もアルフォンソを求める客が訪れ、「スーパーのマンゴーとは全く違う。とても甘くて柔らかい」と魅力を語る人も多い。フードライターでインフルエンサーの「トゥーティング・ママ(Tooting Mama)」ことランジさん(Ranji)は、「フランスにボジョレーがあるように、私たちにはマンゴーの季節がある」と表現。今年は例年のような大量入荷や人だかりが少なく、「街全体が少し静かに感じる」と話した。アルフォンソの旬は数週間と短いが、多くのファンにとっては特別な季節だ。店頭では伝統的なマンゴーラッシーも振る舞われ、「レストランよりおいしい」と評判を集めている。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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