発がんリスクが高い食品…砂糖ではなく、この2種類!?

■がん予防をめぐる情報があふれる中、「実際に発がんリスクを高める食品は主に2種類だけだ」と、アメリカの腫瘍専門栄養士ニコル・アンドリュース氏が呼びかけている。砂糖はこの「2種類」に含まれないという。「ミラー」紙(電子版)が報じた。

SNSで「オンコロジー(腫瘍)栄養士」として活動するアンドリュース氏は、「何を食べてもがんになると言われがちだが、必要以上に恐れるべきではない」と説明。そのうえで、注意すべき食品として「アルコール」と「加工肉」を挙げた。同氏によると、アルコールについては、赤ワインを含むすべての種類が対象で、乳がん、肝臓がん、大腸がん、口腔がん、咽頭がん、胃がんなど複数のがんリスク上昇と関連しているという。アルコールに含まれるエタノールが発がん性物質として体内で作用するためだと説明している。

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また、加工肉については、ソーセージ、ベーコン、ハム、ホットドッグ、デリミートなどを例に挙げ、「長期間保存できるよう加工された肉類」が該当するとした。加工肉を減らすには、家庭で生肉を調理する機会を増やし、加工済み食品を控えることが有効だとしている。一方で、「砂糖が直接がんを引き起こす」という説については否定的な見解を示した。砂糖そのものががん細胞を増殖させるわけではなく、糖分の過剰摂取によるカロリー超過が肥満につながり、その脂肪組織が炎症性ホルモンを生み出すことで、がんリスクが高まると説明している。適量の甘い物であれば問題はなく、「大切なのはバランスの取れた食生活と運動」だと強調した。

英国でがん慈善団体「 Cancer Research UK も、加工肉とアルコールが発がん要因であることは「確実」としており、世界保健機関(WHO)も両者を最も強い発がん性分類「グループ1」に指定している。ただしWHOは、「たばこと同じ分類だからといって危険性が同等という意味ではない」と補足している。WHOによると、加工肉には保存料として使われる硝酸塩や亜硝酸塩が含まれ、体内で腸の細胞を傷つける化学物質に変化する可能性がある。こうしたダメージの蓄積が大腸がんリスクを高めるとされている。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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