■英国で公的年金の受給開始年齢が引き上げられ、4月6日から段階的に67歳への移行が始まった。ただし、これに伴い、年金支給額も同時に増額される。BBCほかが報じた。
【英政府の公式サイトにある資料より抜粋】

(2)1960年12月31日生まれの場合は、66歳9ヵ月となる2027年9月30日が該当日となる。
(3)1961年1月31日生まれの人については、66歳10ヵ月に達する2027年11月30日に受給開始年齢に達したと扱われる。
*1969年4月5日~1977年4月5日のあいだに生まれた人については、受給開始年齢はすでに67歳と定められている。
最初に影響を受けるのは1960年4月6日から5月5日生まれの人々で、従来より1ヵ月遅れて年金を受け取ることになる。背景には平均寿命の延びがあり、若い世代の多くが70代まで働くことを見込んでいる。一方で政府は、さらなる受給開始年齢の引き上げについて引き続き検討していることが伝えられている。今回の変更により、2030年までに年間約100億ポンドの財政負担軽減が見込まれている。なお、満額の年金を受け取るには通常、35年間の国民保険料の納付が必要だ。
この制度変更には懸念の声が根強い。特に健康寿命が短い地域や低所得層ほど影響が大きいとされ、就労継続や貯蓄で対応しにくい人々への負担が指摘されている。過去の年金年齢引き上げでも、生活満足度の低下などが見られたとされる。政府は、年金受給開始前の人々に対しては、ユニバーサル・クレジットなどの支援制度を利用できると弁明。なお、受給開始年齢を68歳へ引き上げる計画も既に法制化されているが、実施時期については見直しが行われる見通しだ。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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