■日本同様、英国も4月から新年度となり、各種税金の支払い請求や、新税率の発表が一度に行われる。4月1日から、自動車税(VED=車両税)の新たな改定が実施され、ガソリン車やディーゼル車、電気自動車を含むほぼすべての車の所有者に影響が及ぶ見通しだ。

2001年から2017年の間に登録された車両は、二酸化炭素(CO2)排出量に応じて13の税区分(バンドA~M)に分類され、それぞれ異なる税額が課されている。一般的に排出量が多い車ほど負担が重く、環境負荷の低い車や電気自動車は比較的低額となる仕組みだ。今回の改定では、小売物価指数(RPI)に連動した引き上げにより、ほぼ全ての区分で税額が上昇する。
特に影響が大きいのは最上位のバンドMで、年間税額は30ポンド増の790ポンドとなる見込みだ。これはCO2排出量が255g/kmを超える車が対象。一つ下のバンドLでも25ポンド増の760ポンドに引き上げられるなど、高排出車への負担増が目立つ。また、バンドI・J・Kではそれぞれ15ポンドの増額となり、年間税額は360ポンド、410ポンド、445ポンドに上昇。バンドF・G・Hは10ポンド、バンドD・Eは5ポンドの値上げとなる。一方で、バンドA~Cについては2026年は据え置きとなり、一定の安心材料とされている。
こうした改定については批判の声も上がっている。専門家は、2001~2017年登録車は古い制度に基づくため「最も不利な扱いを受けている」と指摘し、当時は現在ほど排出量の数値が重視されるとは想定されていなかったと説明している。
【2026年度 バンドごとの自動車税】
A - 100g/km以下…£20
B - 101 to 110…£20
C - 111 to 120…£35
D - 121 to 130…£170
E - 131 to 140…£200
F - 141 to 150…£225
G - 151 to 165…£275
H - 166 to 175…£325
I - 176 to 185…£360
J - 186 to 200…£410
K - 201 to 225…£445
L - 226 to 255…£760
M - 256g/km以上…£790 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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