■ まもなく英国はイースターの4連休を迎える。この休暇期間中、中東情勢の緊迫化を受け、航空各社のフライトに欠航の可能性があると英政府が警告を発している。各メディアが報じた。長い冬のあと、イースター4連休は太陽の光を求めて海外に向かう英国人で、どこの空港も混雑するのが常。しかし、イランでの武力衝突が、この旅行シーズンに影響を及ぼすことは避けられない見通しだ。専門家は、情勢のさらなる悪化が航空網とエネルギー供給に深刻な影響を与える可能性があると警戒している。

米国とイスラエル、イランを巡る衝突の激化により、空域閉鎖や、フライトの遅延・欠航の報告が増えており、オーストラリアやタイ、インドなど、人気の渡航先にも影響が及ぶ恐れがある。英外務省は「中東の緊張の高まりにより、広範な渡航混乱が発生しており、目的地が中東以外でも影響を受ける可能性がある」と指摘。乗り継ぎ先を含めた最新の渡航情報の確認や、航空会社・旅行会社からの更新情報のチェック、保険内容の見直しを呼びかけている。
さらに、燃料不足の懸念も事態を複雑化させている。イランが、世界の石油輸送の約2割が通過するホルムズ海峡を事実上封鎖したことで、原油価格は急騰し、航空燃料も1バレル90ドルから最大200ドルへと上昇した。これにより航空会社は大きな打撃を受け、運航縮小や運賃値上げの動きが広がっている。すでにニュージーランド航空は今後数ヵ月にわたって減便を実施すること発表し、スカンジナビア航空も約1000便の欠航を決定した。国際航空運送協会は、欧州が特に燃料供給の影響を受けやすいと指摘し、航空業界の脆弱性が露呈したとしている。各国でも影響が広がり、ベトナムは4月以降の欠航の可能性を示唆し、タイや中国は国内供給確保のために燃料輸出を制限している。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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