■中東情勢悪化で燃料不足が懸念されるなど、航空業界には重苦しい空気が漂っているが、明るいニュースもある。ロンドンのヒースロー空港は、2026年夏の旅行シーズンに向け、新たに9路線を就航させると発表した。BBCほかが報じた。

新規就航先にはオーストラリアのメルボルンやイタリアのローマ、米シアトル、セントルイスのほか、スペインのセビリア、モンテネグロのティヴァト、英王室属領ガーンジー、パキスタンのイスラマバード、ラホールが含まれる。需要の高まりに対応し、就航先の拡充を図る狙いだ。
また、英国航空はケープタウンや東京、コスタリカのサンホセ、米ニューオーリンズなど長距離路線の増便を行うほか、10月からはロンドンとスリランカ・コロンボを結ぶ週3往復便の運航も開始する。ヒースロー空港は現在、85ヵ国230都市を結ぶ欧州最大のハブ空港で、1日約1300便、20万人以上が利用している。英国航空の戦略責任者ニール・チェルノフ氏は「今回の拡張は長距離レジャー路線への大きな投資であり、顧客により多くの選択肢を提供する」と説明。中東情勢の影響による需要変化にも対応し、必要に応じて追加便を検討するという。
主な新路線としては、アラスカ航空によるシアトル線(5月開始、毎日運航)や、英国航空によるメルボルン直行便(来年1月開始)、ガーンジー線(4月開始、毎日運航)などがある。さらにローマ線はITAエアウェイズが1日2往復、セビリア線はブエリングが毎日運航する。米セントルイスへの直行便は英国航空が週4便で就航し、英国からの唯一の直行路線となる。パキスタン国際航空はイスラマバード線(週3便)とラホール線(週1便)を再開し、6年ぶりにヒースローへ復帰する。モンテネグロのリゾート地ティヴァトへも週3便が新設される予定だ。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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