■中東情勢の緊迫化を受け、4月開催予定だったバーレーンおよびサウジアラビアのF1グランプリが中止される見通しとなった。正式決定はまだ発表されていないものの、ほぼ確実と見られている。BBCほかが報じた。

バーレーンは4月12日、サウジアラビアのジェッダでのレースはその翌週の開催が予定されていた。レース開催に必要な機材の輸送が数日以内に始まる予定だったが、米国・イスラエルとイランの対立に終息の兆しが見えない中、関係者の安全確保が困難と判断された。専門家は今回の決定を「避けられないものだった」と指摘。すでにバーレーンの首都マナマにはミサイル攻撃があり、ジェッダ周辺も安全面で懸念が高い。過去には同地近郊の石油施設が攻撃された例もある。
代替地としてポルトガルのポルティマオ、イタリアのイモラ、トルコのイスタンブール・パークなども検討されたが、準備期間の不足や開催料の確保が難しいことから見送られた。今季のレース数は当初の24戦から22戦に縮小される見込みで、主催者側には1億ポンド(約190億円)を超える経済的損失が生じるとされる。バーレーンとサウジアラビアは開催料が特に高い大会として知られている。
この結果、日本GP(3月29日)とマイアミGP(5月3日)の間に約5週間の空白期間が生じる。中止による損失はチームや運営側に分配され、それぞれ数百万ポンド規模の影響が出る見通しだ。最終的に今季は22戦で実施され、その後の日程は通常通り進行する見込みとなっている。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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