■英国の経済誌が、欧州主要都市で単身者が賃貸住宅を借りる際の負担度を比較した指数を発表。ロンドンで一人暮らしを無理なく続けるには、年収約8万1800ポンドが必要との試算が示された。高騰する家賃が若者を中心に大きな負担となっている実態が浮き彫りになった。「タイムアウト」誌(電子版)が伝えた。

この調査は、欧州28都市の住宅賃料と平均賃金を基に算出したもので、「キャリー・ブラッドショー指数」と名付けられている。人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の主人公が単身の収入でニューヨークのアパートに暮らしている設定にちなみ、平均的な収入で一人暮らしが可能かを測る指標だ。
一般的に、家賃が月収の30%以内に収まれば「負担可能」とされる。指数は平均賃金を、家賃を30%以内に抑えるために必要な収入で割って算出され、1未満の場合は家賃負担が重い都市とみなされる。ロンドンの指数は0.68で、欧州の中でも住宅費の負担が大きい都市の一つとなった。ロンドンの平均年収は約5万5530ポンドで、1ベッドルームの平均家賃は月約2000ポンド。この場合、一人で暮らすと収入の約44%を家賃に充てる必要があり、30%以内に抑えるには年収8万ポンド以上が必要になる計算だ。
ただし、ロンドンが欧州で最も家賃負担の重い都市というわけではない。調査では、リスボンやブダペスト、プラハなど8都市がロンドンより厳しい結果となり、最も負担が大きい都市はジョージアのトビリシだった。一方、最も手頃とされたのはドイツのボンで、指数は1.33。平均的な収入でも家賃を無理なく支払える都市として、欧州の中で際立つ結果となった。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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