■英国でがん研究に取り組む大手慈善団体「キャンサー・リサーチUK」が、運営コストの上昇などを理由に、2026年5月までに国内の店舗88店を閉鎖する方針を明らかにした。街中の店舗網を縮小し、収益性の高い拠点を中心とした体制へと再編するためという。「エクスプレス」紙(電子版)が報じた。

「キャンサー・リサーチUK」によると、小売事業は同団体の活動を支える重要な資金源で、2015年以降に約2億2500万ポンドを調達してきた。しかし近年はオンライン販売との競争の激化や来店客数の減少が重なり、多くの店舗で収益確保が難しくなっているという。今回の再編では、現在より規模を縮小しつつ、業績の良い約320店舗を中心に運営を続行。まず今年中に88店舗を閉鎖し、さらに2027年4月までに最大100店舗を追加で閉める可能性がある。一方で、郊外型の大型店舗「スーパーストア」を今後2年間で12店新設する計画も進めている。
最高経営責任者(CEO)のミシェル・ミッチェル氏は、「がん克服に向けた取り組みを支えてくれている支援者、ボランティア、職員に深く感謝している」と謝意を述べたうえで、「規模を絞り収益性を高めることで、命を救うがん研究への資金をより多く確保できる」と説明した。また、今回の決定が関係者にとって厳しいものになると認めつつ、「影響を受ける人々には必要な情報と支援を提供していく」と強調した。同団体は今後も主要都市の商店街への出店は維持する方針で、店舗は引き続き重要な募金活動の拠点になるとしている。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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