■英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の乗務員が、乗客から渡された菓子を口にした後に体調不良を訴え、3人が病院に搬送される出来事があった。後にその菓子は大麻成分を含むグミだったことが判明し、同社が経緯の調査を進めている。「サン」紙ほかが報じた。

報道によると、ロンドン・ヒースロー空港から米ロサンゼルスに到着した便の客室乗務員らが、乗客から感謝のしるしとして渡された菓子を摂取したという。通常、乗客が菓子を差し入れることは珍しくないが、今回のグミには精神作用を引き起こす成分THCが含まれており、最大300ミリグラムに達する可能性があったとされる。乗務員らは着陸後に口にしており、飛行中ではなかった点は不幸中の幸いだった。摂取後まもなく異常を感じ、宿泊先ホテルに到着する頃には複数の乗務員が強い不安や現実感の喪失といった症状を訴えた。症状が重かった3人は治療のため病院に搬送されたが、その後回復したという。会社側は安全確保のため乗務員全員を任務から外し、帰国便には別のチームを手配。体調を崩した乗務員は数日後、乗客として帰国した。
BAは問題の菓子を配布した乗客の特定を進めており、関係者は「重大な安全上の問題として扱っている」と説明する。仮に飛行中に乗務員が同様の状態に陥れば重大な影響が生じていた可能性がある。なお、乗務員が内容を認識していた形跡はなく、処分の対象にはならないとされる。同社は「一部の乗務員がホテルで体調不良を訴えたが既に回復している。代替乗務員を手配して運航への影響はなかった」とコメント。薬物を菓子のような形状で流通させる危険性については以前から警鐘が鳴らされており、注意喚起の必要性が改めて浮き彫りとなった。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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