■英国から欧州へ渡航する際、昨年秋よりデジタル入出国管理制度が順次導入されている。国により、また、空港ごとに対応が異なり、さらには導入時期にずれが生じているが、従来よりも出入国に時間を要するケースが多いため、余裕をもって空港に向かうよう呼びかけられている。各メディアが報じた。

欧州連合(EU)が導入を延期してきた新たなデジタル入出国管理制度「出入国システム(EES)」が、昨年10月より段階的に始まっている。EESは、非EU市民の出入域を記録する仕組みで、安全性向上と円滑な移動を目的とする。一方で、懸念されていた通り、初回登録時の混雑が解消されていない空港もあるという。
EESはシェンゲン圏29ヵ国への入出域を対象とし、英国旅行者に人気のフランスやスペイン、イタリアなどが含まれる。従来の入国スタンプに代わり、指紋採取と顔写真登録が求められる。 同制度は昨年10月から6ヵ月かけて導入され、ドーバー港やユーロスター駅、空港などで順次運用が始まっている。場所や時期によって手続きの有無が異なり、最終的には今年4月までに全拠点で実施される予定だ。また、入国時だけでなく、出国時にも確認が行われる点にも留意する必要がある。
初回利用時にはパスポートの読み取りと生体情報登録を行い、係員対応または自動端末で処理される。航空利用者は到着空港で登録するが、フェリーや英仏海峡トンネル、ユーロスター利用者は英国出発時に手続きする場合が多い。端末には渡航先や資金状況などのいくつかの確認質問が表示され、12歳未満は指紋提出が免除される。登録情報は3年間有効で、その間、渡航するたびに照合確認が行われる。さらにEUは2026年末までに電子渡航認証制度である「ETIAS」も運用を開始する予定で、ビザ不要国の渡航者は事前オンライン申請が必要となる見通しだ。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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