■ロンドンで最も古くから営業しているインド料理店のひとつである「ヴェラスワミー」が閉店の危機に直面している。支援者たちは様々な道を探っており、チャールズ国王にも介入を求めている。「スタンダード」紙(電子版)が報じた。

1926年にリージェント・ストリートで創業した老舗「ヴェラスワミー」は、約1世紀にわたり営業を続けてきたが、所有者であるクラウン・エステートが賃貸契約の更新を拒否したため、存続が危ぶまれている。ミシュランの星を獲得したこともある同店の存続を求め、1万8000人以上が署名した請願書が集まり、活動家らは近くバッキンガム宮殿に提出する予定だ。支援者は、国王が重視してきた地域社会や文化のつながりを踏まえ、「共有された文化史の生きた一部」を守るよう訴えている。
一方、クラウン・エステート側は、建物の大規模改修が必要で、店を営業したままでは工事ができないと説明している。同組織は独立した不動産会社で、利益は国庫に納められる。保存運動には著名シェフも賛同し、「欧州の都市は伝説的なレストランを大切にする。なぜ失わねばならないのか」と疑問の声が上がる。3月に迎える創業100周年を前に、記念ディナーも予定されており、さらなる注目を集めそうだ。
ヴェラスワミーは、ガンジーやネルー、チャップリンらも訪れた歴史を持ち、カレーとビールの組み合わせを広めた店としても知られる。宮殿側は最終判断はクラウン・エステートにあるとしており、合意に至らなければ、今夏にも法廷闘争に発展する見通しだ。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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