パークレーンの路上生活者への対策…多額の税金が使われている!

■ロンドン交通局(TfL)は、パークレーン周辺でホームレス状態の人々が再び路上に戻るのを防ぐため、警備会社に依頼し、わずか3ヵ月で11万3,000ポンド以上(約2,400万円)を支出していたことが分かった。BBCが報じた。警備を担当したのはMECセキュリティとされ、昨夏、同地からテント村が撤去された後に契約されたと見られている。TfLによると、昨年夏の7月から9月までの警備費用は11万3,365ポンドに上ったという。路上生活者には退去を求めるとともに、ウェストミンスター市の支援チームによる相談や支援が受けられることを伝えている。

パークレーンはロンドンでも屈指の高級エリアに位置するが、中央分離帯の一部は自治体ではなくTfLの管理下にある。この地域での路上生活者問題は少なくとも10年前から続いており、今年5月にはハイドパーク・コーナーのヒルトンホテル向かいにあった大規模なテント村の撤去について、裁判所命令が出されていた。周辺の事業者からは、テント村の人々が、付近を通行する人々に「声をかける」などの影響があり、「地域の評判に悪影響だ」との不満も出ていた。

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保守党のティム・バーンズ市議は、多額の公費が警備に使われたことを「残念だ」としつつ、テント村の存在が地域に与えた「深刻な影響」を考えれば、再発防止は必要だったと弁明。TfLは警備の期間を明らかにしていないが、再び人々が戻らないよう継続的な対策を検討するとしている。一方、ウェストミンスター市は、同区が国内で最も路上生活者が多い地域であるとし、国からの追加支援を歓迎すると表明。バーンズ氏は、市とロンドン市長が連携し、根本的な支援策で問題解決に取り組むべきだと訴えている。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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