デヴィッド・ボウイの幼少期の自宅、一般公開へ

■英ロンドン南東部ブロムリーにあるデヴィッド・ボウイの幼少期の自宅が修復され、一般公開されることになった。1955年から67年までボウイが暮らしたテラスハウスは、「ヘリテージ・オブ・ロンドン・トラスト」が取得し、1960年代当時の姿に復元したうえで来年以降、文化施設として公開される予定だ。

© Heritage of London Trust

本名デヴィッド・ロバート・ジョーンズのボウイは、8歳でこの家に移り住み、20歳まで過ごした。質素な元鉄道員住宅の一室で初期の楽曲を書き、後の世界的スターへの基礎を築いたとされる。とりわけ小さな寝室は彼の創作の中心で、本人も「本と音楽とレコードプレーヤーに囲まれたあの部屋が自分の世界のすべてだった」と振り返っている。

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修復計画は、ヴィクトリア&アルバート博物館の「デヴィッド・ボウイ展」を手がけたキュレーター、ジェフリー・マーシュ氏の協力のもと、未公開資料も用いて当時の室内を再現する。展示の中心はボウイの寝室で、平凡な郊外の少年が音楽的才能を開花させていく過程を体感できる内容になるという。施設では展示に加え、若者向けの創作ワークショップや表現力を育てる教育プログラムも実施され、ボウイが体現した自由な創造精神を次世代につなぐ場とする構想だ。修復には慈善団体から約50万ポンドの助成が決まり、今月から一般の寄付も募られる。「ヘリテージ・オブ・ロンドン・トラスト」は「ボウイは世界的な成功を収めても、常に自分の原点と地域社会を大切にしていた。この家を保存することはきわめて重要だ」と意義を強調する。プロジェクトは資金集めを経て、2027年末の一般公開を目指している。世界中のボウイ・ファンの新たな聖地となりそうだ。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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