■英国の家族旅行で、ブレグジット後の新しいパスポート規定により、500ポンド以上の損失を被った女性が体験談を語った。「メトロ」誌が報じた。

この女性(Aさん)の家族は、今年2度目の海外旅行としてスペイン・マヨルカ島行きの便に搭乗する予定だった。空港でチェックインを済ませ、出発ゲートに向かったところ、「パスポートが期限切れです」と職員に告げられた。Aさんは「有効期限は12月まであるはず」と訴えたが、2020年1月に施行されたEU渡航の新ルールでは、出発日から少なくとも3ヵ月以上の残存期間に加え、発行日が10年以内でなければならなかった。
Aさんのパスポートは2015年発行だったものの、英国のパスポートは、期限が切れる日から10年有効、つまり、期限切れとなる前に更新の申請を行うと、パスポートは発行日から10年以上有効となる場合があり、Aさんの件もまさにこのケースだった。家族と離れ離れにされ、職員に付き添われながら空港を後にする経験は屈辱的で、不安と深い落胆を感じたという。航空会社からは「当日ヴィクトリアのパスポートオフィスに行けば翌日搭乗できる」と案内されたが、実際には同日発行のサービスは存在せず、案内は誤りだった。
Aさんは旅行を諦めずに行動力を発揮し、2日後のパスポート予約と新たな航空券を手配。パスポート申請料222ポンド、航空券300ポンドに加え、ガトウィック空港までの列車代やタクシー代も必要となり、合計500ポンド以上の追加支出となった。航空会社は税金相当の13ポンドのみを補償したという。Aさんは「航空会社は乗客に新ルールを十分周知する責任がある」と主張する。座席指定や手荷物追加の案内が何度も表示されるのと同様に、チェックイン時にパスポートの有効性を通知するシステムがあれば、多くの乗客が被害を避けられたはずだという。
同様のトラブルは年間10万人規模にのぼるとされ、パスポートの不備により旅行を諦めざるを得なかった家族や、搭乗を拒否された高齢者の事例も報告されている。Aさんは「規定変更は些細に見えても、旅行者にとっては大きな影響を及ぼす」と警鐘を鳴らしている。国際結婚をしておられる読者の方は、配偶者や子どもさんの英国発行パスポートの有効期限が大丈夫か十分ご確認ください。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































![私のイチオシ[スーパー編]](/images/common/category/ichioshi-img_sq.gif)








セール情報をいち早くGET!今週のお買得★食料品『TKトレーディング』