最大風速99マイル(約159キロ)! 暴風雨「ゴレッティ」、英国各地に大きな被害

■暴風雨「ゴレッティ」が英国各地で猛威を振るっている。英国の広い範囲で最大風速99マイル(約159キロ)に達する強風と大雪が記録され、数万人が停電の影響を受けている。英気象庁は、土曜日まで雪、氷、雨に関する黄色警報を広範囲に発令し、日曜日にはスコットランドやイングランド北部などで新たな警報が出る見通しだ。スコットランドやミッドランズ、ヨークシャーなどでは積雪や路面凍結による交通障害が続く恐れがある。各メディアが報じた。

交通機関への影響も深刻で、ヒースロー空港では69便が欠航し、約9,000人に影響が出た。バーミンガム空港では大雪のため夜間運航を停止し、鉄道各社も多数の路線で運休や大幅な遅れが生じている。自動車団体は、視界が一瞬で悪化する可能性があるとして運転を控えるよう呼びかけている。

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降雪はミッドランズや南ウェールズで特に多く、湖水地方では15センチ、ノッティンガムでは7センチを記録。ウェールズやピーク・ディストリクトでは最大30センチの積雪が見込まれ、集落の孤立やさらなる停電の恐れもある。厳しい寒波は続いており、保健当局は低温による健康被害への警戒を強めている。

このほか、英国南西部のコーンウォール地方は、「ゴレッティ」の直撃を受け、住宅や交通インフラに大きな被害が出た。強風に対する最も厳しい「赤」の気象警報が発令され、最大瞬間風速はシリー諸島で時速159キロを記録。倒木や建物被害が相次ぎ、コーンウォールでは4万2000戸以上、隣接するデボンでも約1000戸が停電となった。

<p道路や鉄道は倒木やがれきで各地で寸断され、列車の運休が続いている。コーンウォールでは学校や大学の休校・始業遅れが相次ぎ、当局は不要不急の外出を控えるよう呼びかけた。沿岸部ではボートの漂流などが発生し、沿岸警備隊が夜通し救助活動に追われた。また、倒木によりガス設備が損傷し、住民が一時避難する事態も起きた。スポーツ施設やホテルの仮設アイスリンクにも大きな損害が出ており、復旧には時間がかかる見通しだ。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)

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