2025年のクリスマスディナー、前年より高かった?安かった?

■年が明けて、年末の出費を示すクレジットカードの明細書を見てため息をついている人も少なくないことだろう。2025年のクリスマスディナー(12月25日のメインの食事)の食材費は、七面鳥や芽キャベツの値上がりを受け、2024年よりやや高くなったことが分かった。BBCが伝えた。

英国では、12月25日のクリスマス当日(少し遅めのランチの時間帯が一般的)、七面鳥(ターキー)をメインにしたクリスマスディナー(正餐)を家庭で楽しむのが慣習。BBCの調査によると、付け合わせを含めた一般的なターキーディナーの費用は約32.45ポンド(約6,850円)で、2024年から1.24ポンド、率にして約4%アップとなったことが明らかになった。

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主因は鳥インフルエンザと天候不順だ。鳥インフルエンザの影響で多くの七面鳥が早期に処分され、供給が減少した。重さ10ポンド(約4.5キロ)の冷凍七面鳥は20ポンド(約4,200円)となり、前年より7%以上高くなっている。七面鳥農家は、屋内飼育の義務化で飼料コストがあがったことも理由に挙げている。一方、芽キャベツも不作に見舞われた。春から夏にかけての乾燥と高温の影響で栽培条件が悪化し、価格は1袋94ペンス(約200円)と9%以上の上昇となった。農家によると、乾燥のため灌漑が必要となり、電気代などの負担が増したためという。

ただし、すべての食材が値上がりしたわけではない。ジャガイモやニンジン、パースニップといった根菜類はほぼ横ばい、もしくはわずかに値下がりした。夏の猛暑で電力や燃料費は依然として高止まりしているものの、栽培条件が比較的良好だったことが背景にある。さらに、スタッフィングミックスやグレービー、ミンスパイ、クリスマスプディングなどは値下がりした。小麦粉や砂糖の国際価格が下落し、特に砂糖は供給過剰となっていることが影響している。全体として、食品価格の上昇ペースは2022年以降の急騰期に比べて落ち着いてきており、2025年のクリスマスは「少し高めだが、工夫次第で抑えられる」出費になったと報告されている。さて、読者のみなさんのご感想は? By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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