■ロンドン西部ケンジントン&チェルシー区は、今年に入ってから「危険な状態」で放置されたレンタル自転車1,000台を押収したと発表した。沿道や歩道の占拠、つまずき事故の恐れについて住民から苦情が相次いだためと説明されている。BBCが報じた。押収対象となったのは、Lime、Forest、Bolt、Voi の各社の自転車で、市内から撤去され保管施設に移された。大手のLimeとForestはこれまでにもサービス改善と歩道塞ぎの解消に取り組む姿勢を示してきたが、十分とは言えない状況。

ケンジントン&チェルシー区によれば、これまでに押収・保管料として合計8万1,000ポンド以上を事業者から徴収しており、この収入はさらなる取り締まり強化に充てられる予定。区の都市計画・環境担当ジョニー・サラシテス議員は、「住民は道路や歩道をふさぐ自転車にうんざりしている」と述べた。押収台数が1,000台に達したことで、事業者は駐輪スペースの巡回と清掃頻度を増やしているという。「シェア自転車の利用は急増し、移動手段として便利だが、法整備が追いついていない。長期的には、需要や運用管理について政府の対応が必要だ」と保守党の同議員は話す。
ケンジントン&チェルシー区は7月以降、民間委託業者キングダム・ローカル・オーソリティ・サポートの職員を加え、街頭での取り締まり体制を強化。特にハロッズ周辺など苦情の多い地域で巡回や通報対応を進めている。自転車は、歩道をふさいだり転倒の恐れがあったりする場合、道路法に基づき撤去される。区内のシェア自転車専用駐輪スペースは246ヵ所で、ロンドン全体の推定3,000ヵ所に比べると少ない。
駐輪スペース外であっても妨げにならない場合は、事業者に通知し2~6時間以内の移動を求める。対応しなければ押収の対象となる。Limeは先月BBCロンドンに対し、「駐輪は大きな課題であり、通行の妨げになることは望まない」と述べ、ロンドン市内で3,250以上の駐輪区画の設置に資金提供し、現場チームも増強していると弁明している。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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