■私道をふさぐ隣家の車、壁を震わせるほどの大音量の音楽、深夜3時に寝室を照らす点滅するサンタのイルミネーション―こうした迷惑行為に悩まされる人は少なくない。一方で、自分自身が気づかぬうちに、華やかな装飾や集まりで周囲に影響を与えている場合もある。年末年始に勃発しがちな、ご近所さんとのバトルを回避する方法はあるのだろうか。BBCが報じた。
専門家によれば、年末年始は人々の気分が高揚することにより、近隣との摩擦が起きやすい時期でもあるという。例えば英国では、クリスマスのイルミネーションで自宅を飾り立てる人が多くみられる。こうしたイルミネーションの消灯時間を定めた法律は存在しない。ただし、人工光が近隣住民の安眠を妨げるなど、健康被害を及ぼす場合、「法定迷惑行為」と判断される可能性がある。弁護士デニス・ナース氏は、事前に近隣へ声をかけることや、深夜には自動的に消えるタイマーの使用がトラブル防止につながると指摘する。特に強い光や点滅、青色系の照明は睡眠への影響が大きいという。
騒音についても同様だ。一度きりのパーティーであっても、主催者側が近隣住民に事前に知らせておく配慮が重要とアドバイスされている。被害者側になったとして、丁寧に音量を控えてくれるよう伝えたとしても改善されない場合は、環境保護法に基づき自治体へ通報することが可能だ。さらに、来客による迷惑駐車や、使用後のクリスマスツリーを道路に不法投棄することも問題となりやすい。不法投棄は違法行為で、罰金が科されることもある。
話し合いで解決しない場合は、市民相談機関や中立的な調停サービスの利用が勧められている。専門家は、発生した出来事や影響をメモや動画で記録しておくことが役立つとしている。せっかくの楽しい年末年始、円満な解決をもとめると同時に、自分で争いの種をまかないようにしたいもの。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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