■この夏以降、「偽の駐車違反金」をめぐる詐欺が増加。全国の警察や自治体が注意を呼びかけている。年末年始の楽しい気持ちをだいなしにするのを避けるためにも被害にあわないようにするにはどうすればいいのか。BBCが報じた。

未払いの駐車違反金を装った偽のテキスト・メッセージから、決済情報を盗み取る細工が施された駐車料金機まで、手口はますます巧妙化している。被害を避けるため、いくつかの基本的な対策を押さえておきたい。
① 本物の違反通知に必ずある3つの情報を確認すること。
正規の駐車違反通知には必ず「車両番号」「違反した日時」「違反場所」が記載されている。これらの情報が含まれない場合は詐欺を疑うべき。通知は必ず書面で、ワイパーにはさまれるか手渡し、または郵送で届く。なお、通知には自治体が出すペナルティチャージ、警察による固定罰金、民間企業が出すパーキングチャージの3種類がある。特に民間による通知は「罰金」ではなく料金請求に当たるため、支払い義務がない場合もある。拒否する際は内容を慎重に確認したい。
② 身に覚えのないテキスト・メッセージ内にあるリンクは開かないこと。
突然届いた「未払いの駐車違反金がある」というメッセージには要注意だ。偽のリンク先に誘導し、恐怖をあおって支払いを迫る手口が一般的で、運転免許取り消しをほのめかす例もある。多くは政府機関の公式サイトを装った偽ページへ誘導する。怪しいリンクは決して開かないことが重要だ。どうしても確認したい場合は、セキュリティ対策が万全な端末で開き、サイト内の他の項目が機能するか確認する方法もあるが、基本はアクセスしないのが安全だ。
③ リンクを開いてしまった場合の対処法は次の通り。
誤ってリンクを開いたとしても、すぐに以下を行えば被害を抑えられる。
- ・まず端末を再起動し、詐欺師による遠隔操作の可能性を断つ。
- ・個人情報を入力した場合は、金銭にかかわるサービスのパスワードを変更する。
- ・銀行に連絡し、不審なリンクや入力した情報を伝えて相談する。
必要に応じてウイルス対策ソフトを導入し、マルウェアの有無を確認するのも有効だ。
④ 駐車料金機の「スキミング装置」に注意すること。
英国の詐欺対策機関「アクション・フロード」によると、駐車料金機の非接触決済部分に装置を取り付け、カード情報を盗む新たな手口が増えている。支払いを試みると「支払い拒否」と表示されるが、その間にカード情報が抜き取られる仕組みだ。
機械が不正改造されていないか確認するポイントは以下の通り。
- ・非接触決済ボタンの上に不自然なシールや部品がないか見る。
- ・公式ロゴやデザインに不一致がないか確かめる
- ・少しでも違和感があれば使用を避ける。
装置が後付けされたように見える場合は利用しないこと。心配な場合は現金や公式アプリでの支払いが安全だ。詐欺手口が巧妙化する中、日常的な注意が被害防止につながるとして、警察や専門機関は引き続き警戒を呼びかけている。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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