■今冬のインフルエンザは例年より流行が早いことは弊誌でも既にお伝えしている通りだ。専門家は「特に厳しいシーズンになる可能性がある」と警告している。背景にあるのは、変異した新型ウイルスの流行だという。各メディアが報じた。

英国民保健サービス(NHS)はすでに、重症化リスクの高い人に向けて無料ワクチン接種を呼びかける「インフルエンザ緊急警報」を出している。では、健康な人はワクチン接種を後回しにすべきなのだろうか。今冬主流となっているのは、季節性インフルエンザA型の一種「H3N2サブクレードK」とされている。一部では「スーパーインフル」とも呼ばれるが、医学的な名称ではなく、ウイルス自体が特別に危険になったわけではない。ただ近年あまり流行していなかったため、社会全体の免疫が十分に形成されていない点が問題とされる。
NHSイングランドによると、12月初週には1日平均2660人がインフルエンザで入院し、前週から55%増加した。入院患者数は増え続けており、ピークは見えていない。14日までに入院患者が5000~8000人に達する可能性も指摘されている。スコットランドやウェールズ、北アイルランドでも感染拡大が報告され、病院や学校には大きな負担がかかっている。
NHSでは、65歳以上、持病のある人、妊婦、介護施設入居者、介護者、免疫力の低い人と同居する人などに無料ワクチンを提供している。一方、それ以外の人は薬局などで約25ポンドで接種できる。ワクチンは接種後およそ2週間で効果が現れ、重症化を防ぐ。感染を完全に防げない場合もあるが、症状は軽く短期間で済むとされる。専門家は、今冬は健康な人も含め、早めの接種を検討するよう呼びかけている。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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