■総額7600万ポンド(約140億円)相当の宝石が盗まれてからわずか数週間。パリのルーブル美術館で、今度は水漏れによる被害が発生していることが判明。数百冊の書籍が損傷を受けていることが明らかになった。スカイ・ニューズほかが報じた。

フランス放送BFM TVによると、水漏れはエジプト古代美術部門の図書室3室のうち1室で発生。副館長フランシス・スタインボック氏は、被害を受けた書籍は「200〜400点」と説明し、現在も点検作業が続いていると述べた。損傷したのはエジプト学者が参照する一般書で、「希少本は含まれていない」という。スタインボック氏は、水漏れの原因となった問題は「数年前から把握していた」とも認め、改修は来年9月に予定されていると説明している。水漏れは既に先月発生していたが、今回初めて公表されたことも分かった。
昨年870万人が訪れ、世界で最も来館者の多い美術館として知られるルーブルだが、老朽化が進む現状への懸念が改めて浮き彫りになった形だ。11月には古代ギリシャ陶器を収蔵するカンパナ・ギャラリーが構造上の問題で一時閉鎖された。同ギャラリーは、10月にフランス王室宝飾品の一部が盗まれたアポロン・ギャラリーに隣接している。大胆な手口で行われたその窃盗事件では、2人組が館内の家具用リフトで1階に侵入し、来館者のいる中で電動工具を使って展示ケースを破壊。7600万ポンド相当の宝石を奪って逃走した。警察は複数の容疑者を拘束したが、盗まれた宝飾品は未発見のままだ。この一連の不祥事の前から、館内環境の悪化については内部で警鐘が鳴らされていた。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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