■19世紀には卸売拠点として賑わい、現在はクリスマス前に行われる名物の肉のオークションなどでも知られる、英国最古の精肉市場スミスフィールド。この伝統ある施設が、ロンドン東部ドックランズ、シティ空港近くへ移転する計画が明らかになった。各メディアが報じた。

中世に家畜市として始まったスミスフィールドの精肉市場は、ビリングスゲートの魚市場とともに、長きにわたってロンドンの食を支えてきた。市場を運営するシティ・オブ・ロンドン法人は、二つの市場をニューアム区アルバート島へ統合移転する構想を発表した。シティ空港滑走路の東端に位置する25エーカーの敷地は、グレーター・ロンドン行政府が所有する再開発予定地で、ほぼ未利用の敷地とみられる。
移転が実現すれば、地域経済に7億5000万ポンドの波及効果があり、ロンドンでも特に貧困率が高いとされるニューアム区に約2200人分の雇用を生み出す見込み。ほとんどの精肉・水産業者が新市場への移動に合意しており、移転に伴い廃業する店舗はない見通しだ。市場が実際に移転するのは2028年以降で、当面は現在のスミスフィールドとビリングスゲート市場で通常通り営業する。移転にはまず、現在地での市場閉鎖を認める法案が議会を通過する必要があり、その後ニューアム区の都市計画許可も求められる。
関係業者団体は新拠点計画を歓迎している。スミスフィールド市場業者協会のグレッグ・ローレンス会長は「移転候補地が決まったことは大きな前進。想定より早い段階でここまで来た。新しい場所は事業拡大の余地があり、ロンドンとイングランド南東部の顧客に引き続きサービスを提供できる」と語った。スミスフィールド市場は昨年、ダゲナム移転案が業者の反対で頓挫。これにより、閉鎖の危機に瀕していた。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































![私のイチオシ[スーパー編]](/images/common/category/ichioshi-img_sq.gif)








セール情報をいち早くGET!今週のお買得★食料品『TKトレーディング』