■英国在住のある女性が母親になったが、出産したのは彼女本人ではなかった。生まれた娘を抱きしめるまでの旅路を支えたのは、幼なじみで親友の女性。果たされた10代の約束が感動を呼んでいる。BBCほかが伝えた。

このほど母親になったのはジョージア・バリントンさん。実際に出産したのはデイジー・ホープさんで、ふたりは父親同士が親友だったことから生まれてすぐに出会い、「ソウルシスター」と呼び合うほどの親友同士となるのに時間はかからなかった。15歳のとき、ジョージアさんは「子宮がないため妊娠できない」という衝撃の診断を受けた。5000人に1人が発症するとされる、先天性疾患「MRKH症候群」で、ジョージアさんは思い描いていた将来が一瞬で崩れ落ちたと語る。そのとき、当時は『子ども好き』ではなかったというデイジーさんだが、「いつか私があなたの赤ちゃんを産むわ」と思わず口にした。幼い約束はやがて、人生を変える決断へとつながった。
10年余りがたち、デイジーさんは2023年、約束を実行することを決意。ふたりはIVF(体外受精)治療に取り組んだ。ジョージアさんは助産師になる道を選び、デイジーさんがみずからの第一子を出産した際、担当助産師を務めたのもジョージアさんだった。母になった喜びが、約束を果たす決心をさらに強めたとデイジーさんは振り返る。
まず一つ目の胚移植で妊娠が成立したものの、7週目の検査で胎嚢が確認できず、妊娠は成立していないことが判明。「世界が崩れ落ちた」とジョージアさん。デイジーさんは自責の念に苦しんだ。それでも2人は再挑戦し、2度目の妊娠の兆候があらわれた。6週目、モニターに小さな心拍が映り2人は涙したが、その日のうちにデイジーさんが大量に出血。「また失った」と絶望したが、胎児は無事で妊娠は継続。出産までたどり着き、数ヵ月前、元気な女児が誕生した。ジョージアさんは「頭が見えた瞬間、涙が止まらなかった」と語る。デイジーさんは「私たちの絆は、他の誰にもないものになった」とほほえんだ。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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