■長年にわたり加齢黄斑変性(AMD)と闘ってきた英国の名女優ジュディ・デンチさん(90)の視力低下がさらに深刻化。現在は、1人で外出できない状況にまで陥っていることを公表した。英「ミラー」紙ほかが報じた。

デンチさんは2012年にAMDを患っていることを公表し、その後も治療を続けてきたが、加齢とともに症状が進行。英サフォークの劇場イベントでは、「劇場に行っても何も見えない。本当にどうしようもない」とつらい思いを吐露した。AMDは、通常は痛みはないものの進行性で、初期症状には中心視野のゆがみやぼやけが認められる。進行すると視界の中央が見えにくくなり、運転や読書が困難となる。直線が波打って見える、強い光に敏感になる、光がちらつく、幻視が起こるなどの症状もある。異変があれば早めの眼科検査が推奨され、急な視力低下や黒い影の出現、強い痛みを伴う場合は緊急受診が必要とされる。放置すると視力低下が進む可能性がある。加齢のほか、喫煙、高血圧、肥満、家族歴などが同疾患にかかる要因として挙げられている。
デンチさんは今年1月のポッドキャスト出演時にも、外出時は必ず誰かの助けが必要だと話していた。それでも仕事への情熱は衰えておらず、現場では「どうにか対処するだけ」と前向きな姿勢を崩さない。脚本を読む際にも工夫しながら演技を続けているという。米国の検眼士サラ・ブラックウェル医師は予防として「喫煙をやめること」を最重要ポイントに挙げる。さらに、屋外ではUVカット眼鏡の着用、心血管疾患の予防や管理、オメガ3を含む食事やほうれん草・ケールなど緑黄色野菜の摂取が有効だと助言している。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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