■美術館では奇抜な現代アート作品に出会うことは珍しくないが、「古いロープの山」が話題を集めている。英国の美術賞「ターナー賞」候補として知られるアーティスト、デイヴィッド・シュリグリー氏による、不要ロープだけを使ったというアート作品の展示が行われている。

トラファルガー広場の巨大な『親指』のオブジェや、サッカー・クラブ「パトリック・シスル」のマスコット制作などでも知られるシュリグリー氏。今回の作品は、彼のユーモアと社会的メッセージが一体となった大型インスタレーションとして注目を集めている。作品は高さ約2メートル、総延長は20マイル(約32キロ)以上に及び、価格はなんと100万ポンド(約2億500万円)。本人は「10トンの現代アートです。重さで考えればお買い得でしょう」と笑う。
作品名は「古いロープのエキシビション」。英語には「money for old rope(楽して稼ぐ)」という古い表現があり、この作品は、それを皮肉りつつ、環境問題についても示唆する意図が込められていると説明されている。シュリグリー氏は「古いロープは使い道がなく、リサイクルも難しい。だから大量に放置されている。ならばそれを文字通り『古いロープ』として、はい、これはアートで100万ポンドですと言ったらどうかと考えた」と語っている。これらのロープは、クルーズ船の係留用からブイの細いコード、漁業用ライン、さらにはクライミング施設やオフショア風力、樹木医、足場業者、窓清掃業者など多岐にわたる現場・人物から集められた。海岸で拾った短いロープは自ら持ち帰り、展示前にすべて洗浄・処理したと振り返る。「何より重きを置いたのは、臭わないようにすること」と本人は話している。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































![私のイチオシ[スーパー編]](/images/common/category/ichioshi-img_sq.gif)








セール情報をいち早くGET!今週のお買得★食料品『TKトレーディング』