■イングランドの文化遺産の維持管理を担う「イングリッシュ・ヘリテージ」は、世界的に有名な史跡ストーンヘンジ(ウィルトシャー)での「石盗難」に備え、ボランティアを含む職員の警戒を強化していることが明らかになった。「メトロ」紙(電子版)ほかが伝えた。

きっかけは先月、フランス・パリのルーヴル美術館で総額7600万ポンド相当の王室用宝飾品が盗まれた事件だ。イングリッシュ・ヘリテージは、職員やボランティアに対して特別訓練を実施し、不審者の早期発見や被害防止の徹底を図る方針。ストーンヘンジは紀元前3000年頃に建造されたとされる古代石造円環で、2010年には評価額5100万ポンドと推定されている。しかし、30トンもの巨石をどう運び出すかは現実的に想像困難で、訓練の実効性を疑問視する声もある。あるボランティアは「いかに大人数の犯罪グループであっても、巨石を運び出すのは現実的ではない」とコメントしている。
しかし、ルーヴル美術館での日中の大胆な強盗事件から受けた衝撃は大きく、イングリッシュ・ヘリテージは「既存の手順と訓練を改めて確認し、不審行動への警戒を徹底する」と声明を出している。同組織の広報は詳細コメントを控えているものの、世界的に注目される史跡や文化財の安全管理に対する責任の重さに、今さらながら気づいた? By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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