■ロンドンのテート・モダン美術館の10階バルコニーから投げ落とされ、生命の危機に陥ったフランス人少年が、驚異的な回復を遂げ、再び走ったり跳んだり泳いだりできるまでになっていることが分かった。「メトロ」紙(電子版)などが報じた。

事件は2019年8月4日に発生。両親とともに休暇中にロンドンを訪れていた少年が、一瞬両親から離れた隙に、当時17歳だったジョンティ・ブレイヴリーに抱き上げられ、10階のバルコニーから投げ落とされた。少年は脳出血や複数の骨折を負った後、数ヵ月間集中治療を受けた。裁判で明らかになったところによると、ブレイヴリーは自閉症と強迫性障害を抱え、支援付き住宅に住んでいたが外出は監督なしで許可されていた。彼は無作為に誰かを狙って殺害する意図を持ち、15分以上も「標的」を見定めた末、少年を選んだという。ブレイヴリーは2020年に殺人未遂で有罪判決を受け、15年の刑に服している。
つらいリハビリにも懸命に取り組み、家族から「ノートル・プティ・シュヴァリエ(我らの小さな騎士)」と呼ばれるこの少年と、少年を支える家族のために設立されたGoFundMeページには、目標額を大幅に超える47万ポンド以上が寄せられた。最新の報告によると、少年は自宅で父親と共に三輪車の練習を続け、認知機能も着実に回復しているという。さらに、少年はかねてからの目標であった「走る・跳ぶ・泳ぐ」を再び達成。年齢相応の速度ではないものの、その動作は確かに回復の成果として認められるという。家族によれば、2026年初頭にはさらなる手術が予定されており、一層の回復が見込まれているという。事件以降、多くの人々がソーシャルメディアで少年を応援し続けている。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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