■エセックス州エッピングの移民申請者用ホテルに滞在していた男性が、性的暴行で有罪判決を受けた後、チェルムズフォード刑務所から誤って釈放される事態が発生。被告は2日後にロンドン北部で再逮捕されたが、刑務所、警察、司法、政府の不手際に強い批判が寄せられた。各メディアが報じた。

被告はエチオピア出身のハドゥシュ・ケバトゥで、6月29日に小型ボートで英仏海峡を渡り、スーダン、リビア、イタリア、フランスを経て英国に到着。その後、移民収容施設として利用されていたベルホテルに滞在していた。7月、ケバトゥ被告はエッピングの町中心部で、14歳の少女に対して性的な発言、嫌がらせ、キスを試みるなどの暴行を働き、目撃者が警察に通報したことにより逮捕された。ホテル前では抗議活動も発生した。
裁判の結果、ケバトゥ被告は2件の性的暴行、少女への嫌がらせ、性的行為の強要未遂などで有罪となり、9月に懲役12ヵ月、性犯罪者登録10年、さらに国外退去の可能性が命じられた。しかし10月24日、チェルムズフォード刑務所は同被告を誤って釈放。刑務所関係者によると、当初は国外退去のため移民収容施設に移送される予定だったという。目撃者は、ケバトゥ氏が混乱した様子で刑務所に戻ったものの追い返され、鉄道駅に向かうよう指示されたと証言した。
チェルムズフォード刑務所では過去にも誤釈放が報告されており、2024~25年度にはイングランドとウェールズで262人の受刑者が誤って釈放されている。刑務所での職員不足や収容能力の圧迫が要因として指摘されている。警察はCCTVと市民通報を頼りに追跡し、最終的に26日、北ロンドンのフィンズベリーパークでケバトゥ被告を確保。被害少女の父親は声明で、「刑務所、警察、司法、政府に深く失望した」と述べた。司法長官デイビッド・ラミー氏はケバトゥ被告を今週中に国外退去させる方針を示すとともに、誤釈放の原因を調査する独立調査を実施すると発表した。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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