チャールズ国王の頭痛のタネ…アンドリュー王子、「ヨーク公爵」の称号返上

■チャールズ国王の弟、アンドリュー王子(65)は、「ヨーク公爵」の称号を返上すると、個人声明で発表した。王子は長年、性犯罪者の故ジェフリー・エプスティーンとの関係をめぐって批判の対象となっており、バッキンガム宮殿に対して措置を求める声も高まっていた。各メディアが報じた。

裁判資料とともに公開された写真。ヴァージニア・ジュフリさん(当時ロバーツ)と、アンドリュー王子、ギレーヌ・マクスウェルが、ロンドンのフラットで一緒に写っている。

スキャンダルに関する報道が続く中、アンドリュー王子は自主的に称号を返上し、英国最古かつ最高位の騎士団であるガーター勲章の会員資格も辞退する意向を示した。声明で王子は「自分に対する非難は断固として否定する」と強調。しかし、国王および家族と話し合い、「私に対する非難が国王と王室の活動の妨げになっている」と認め、「家族と国への責務を常に最優先にする」ために、今回の結論に至ったと説明している。

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さらに「5年前に公務から身を引く決断をしたことは正しかった」とも述べつつ、「国王の承認を得て、さらに一歩進める」と表明。今後、王子は称号や勲章を使用しないという。この決定はウィリアム皇太子や国王と協議のうえでなされたもので、引き続き「王子」の称号は保持するが、母エリザベス女王から授かった「ヨーク公爵」の称号は返上することになる。王子は、公務を行う「ワーキング・ロイヤル」としての立場をすでに失い、HRH称号も使用していない。ただ、今後もウィンザーのロイヤル・ロッジに継続して住む予定。また、元妻サラ・ファーガソンさんは「ヨーク公爵夫人」の称号を失うが、娘たちは引き続き王女の称号を持つ。

王子は近年、ヴァージニア・ジュフレさん(故人)との和解裁判や財務問題、疑惑の中国人スパイとの関与など、複数のスキャンダルに直面してきた。まもなく、ジュフレさんの遺稿回顧録が出版され、王子とエプスティーンとの関与に再び注目が集まると推測されている。ジュフレさんは回顧録で、17歳の時にロンドンの友人宅で王子と性的関係を持たされたと主張。王子は民事裁判の和解金を支払いながらも、全ての非を否定している。ジュフレさんの兄スカイ・ロバーツ氏はBBCに対し、王子の称号返上について「妹は誇りに思っていることだろう」と述べた。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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