■ ロンドンにおける電動自転車(e-bike)や電動スクーター(e-scooter)の火災が、今年は過去最多を更新する見込みであることが、新たな分析で明らかになった。ITV(電子版)が伝えた。今年これまでにロンドン消防局(LFB)が記録した電動自転車と電動スクーターの関連火災は165件で、月平均約18件に上る。年末までこのペースが続けば、ロンドンでは1年間に200件以上の火災が発生することになり、過去最多となる見込みだ。

6月21日、ウッドグリーンの自宅で発生した火災により、エデン・アベラ・シエムさん(30)が消防隊員に救助された後に病院で死亡した。火災の原因は、充電中だった電動自転車のバッテリーの故障とみられる。これはロンドンで記録された4件目の電動自転車による火災での死亡事故だったが、その4件すべてで犠牲者は事故の原因となった電動自転車の所有者ではなかった。シエムさん一家の友人はITVニュースに対し、「ロンドンで亡くなった被害者は、自転車の所有者ではありません。なんと理不尽なことでしょう。自宅内で閉じ込められた状態で命を奪われる可能性があることを、人々は認識するべき」と語った。
リチウム電池を使用する電動自転車などの火災は、急速に燃え広がり、有毒ガスを発生させることがある。ネット販売されているバッテリーや充電器、電動自転車改造キットは、街の店舗で販売される製品と比べて規制が緩いため、故障リスクが高いという。LFBの予防・保護担当副局長パメラ・オパラオチャ氏は「ロンドンでは電動自転車や電動スクーターの火災が相次いでいます。犠牲者の家族や火災に巻き込まれたすべての人々に、心よりお悔やみ申し上げます。今年は平均して1日おきに消防隊が出動しており、住宅の全焼や命の喪失に至るケースもあります」と警鐘を鳴らしている。また、ギグエコノミー企業に対し、配達員に火災リスクの周知を徹底するよう要請する方針で、今週中にUber Eats、Just Eat、Deliverooに安全対策の共有を求める書簡を送付する予定だ。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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