■英国でもおなじみの「アサヒスーパードライ」を生産するが、アサヒグループホールディングスがサイバー攻撃により甚大な被害を被っている。アサヒグループホールディングスによると、攻撃により受発注や配送システムが停止し、国内約30カ所の工場の大半が稼働を停止する事態に陥った。日本の小売店や、居酒屋でも同社製の樽生や瓶ビールの供給が途絶える恐れがあることをBBCが報じている。
アサヒは国内で1日あたり約670万本(大瓶換算)を生産しており、影響は甚大だ。今回の事件は、世界的に増加するサイバー攻撃の一環とみられる。英ジャガー・ランドローバーも、同様の攻撃で生産停止に追い込まれ、英政府が約2,000億円規模の緊急融資を実施したばかり。代替としてサントリーやキリンの商品を検討する動きもあるが、「スーパードライ独特の味を求める消費者は多く、完全な代替は難しい」との見方が広がる。
東京に拠点を置くサイバー防衛企業「日本サイバーディフェンス」によると、日本企業は防御体制の脆弱さや、身代金要求に応じる傾向から、ランサムウェア攻撃の「格好の標的」となっているという。警察庁によれば、2024年のランサムウェア被害報告は前年比12%増の222件に上るが、この数字は実際には氷山の一角に過ぎないと指摘されている。被害企業の約半数は、データ復旧に1ヵ月以上を要したことも報告されている。なお、欧州で、アサヒはイタリア発の人気ビール「ペローニ ナストロアズーロ」を販売するが、日本でのサイバー攻撃の影響は受けていないという。ペローニ・ファンは胸をなでおろした!? By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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