■英国人に最も人気の高い旅行先スペインで、新たな禁煙・禁電子タバコ法案が審議され、観光客から強い反発が起きている。各メディアが報じた。法案は9月9日に提出されたもので、紙巻きタバコのみならず電子タバコや加熱式タバコの使用を禁止する内容。対象は屋外のバーやレストランのテラス席、バス停、スタジアム、そして英国人観光客に特に人気の高いビーチなど広範囲に及ぶ。

英国の国民保健サービス(NHS)の調査によると、11〜15歳の子どもの約1割が定期的に電子タバコを使用しており、若年層の利用増加が問題視されている。スペインでも喫煙関連で年間5万人以上が死亡しているとの保健省統計がある。モニカ・ガルシア保健相は「私たちは常に公衆衛生を優先して考えることが求められる。きれいな空気を吸い、より長く健康に生きる権利を守るのが我々の責務だ」と記者団に語った。
一方で、この法案に対しては、観光客などでにぎわう屋外テラスを抱えるバルやレストランからは強い反発が出ている。フランスは7月に同様の規制を導入したが、カフェのテラス席は対象外とされた。法案は閣議承認を経て施行される予定だが、すでにSNS上では活発な議論が繰り広げられている。「喫煙者だけが罰せられるべきではない」との声が上がるほか、「もうスペインには行かない。別の場所へ行く」という声も聞かれる。別の利用者も「スペインにはもうお金を落とさない。次はポルトガルだ」とコメントした。
禁止対象となる可能性のある場所は次の通り。
- ▼バーやレストランのテラス席
- ▼公園
- ▼学校周辺
- ▼コンサート会場
- ▼フェスティバル会場
- ▼大学キャンパス
- ▼バス停などの交通拠点
- ▼ビーチ By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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