女性の婚前祝いのパーティー、参加費1000ポンド!

■独身女性が結婚前に友人や親類と開く「ヘンパーティー」。本来は楽しい集まりとなるはずだが、昨今は参加費に1000ポンドかかることもあり、若者世代で高騰する『友人付き合い』の出費に悲鳴があがっているという。BBCが報じた。

「本日午後7時までに300ポンドを送金してください。宿泊費、衣装代、花嫁へのサプライズギフトに充てます」。20代から30代の多くが慣れ親しんだこのようなメッセージ。スペインのリゾート地、マルベーリャで行われたヘンパーティーに参加した29歳のヘイリーさんは、総額で1000ポンド以上を費やしたと話す。「最初は航空券とホテル代。その後になって『ビーチクラブに行こう』『Tシャツを作ろう』『カクテルクラブにも参加しよう』と追加費用が積み上がる。断れない雰囲気がある」と振り返る。かつてはパブでの一夜に過ぎなかったヘンパーティーや、独身男性の婚前祝いであるスタッグパーティーだが、近年では週末旅行へと拡大。経済的負担に悩む人も増えているという。SNS上では「参加するか、それとも3ヵ月分の家賃を払うかの選択」という深刻な投稿も見られる。

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29歳のアナさん(仮名)は、従姉妹のヘンパーティーがスペインで計画され、航空券と宿泊費で約300ポンドが必要になったと告げられ、いったんは参加を断った。しかし、「毎月20ポンドずつ貯金すればいい」「父親に頼めばいい」などの強い言葉を浴びせられ、結局しぶしぶ同意したという。コロナ禍でイベント自体は中止されたが、その後も複数の誘いを受け「人間関係にひびが入るのを恐れて断れない」と嘆く。

現地に到着してからも費用はかさむ。保険会社アビバの2023年の調査では、英国国内のヘン/スタッグパーティー参加者の平均支出は779ポンド、国外では1208ポンドにも高騰していることが判明。今年の別の調査では国外の平均が1664ポンドに達している。さらにヘン/スタッグパーティーが終われば、結婚式そのものの費用も待っている。ルーシーさんは昨年、スイスで行われた友人の結婚式に出席し、移動と宿泊で約700ポンドを負担した。「とても美しい式だったが、費用がかさみすぎた」と振り返る。その後、夫婦は離婚したという。「友情の値段」ともいえるこうした出費だが、若い世代にとって深刻な経済的・心理的負担になりつつある。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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