【外務省より】エムポックスにかかる感染症危険情報の解除

■9月12日付けで外務省海外安全ホームページからというメールが届いた。「エムポックスにかかる感染症危険情報の解除」という通知だった。詳細は次の通り。

感染した4歳女児の右腕と右足に生じた病変。1971年にリベリアで撮影。

●コンゴ民主共和国、ブルンジ、ケニア、ルワンダ、ウガンダ、コンゴ共和国及び中央アフリカ共和国に対して発出しているエムポックスに関する感染症危険情報レベル1(十分注意してください)を解除します。

●世界的には未だ散発的な感染は見られていますので、滞在・渡航先の感染状況などについて最新情報を入手するとともに、感染予防に努めてください。

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英国在住の読者を対象として、「近頃よく聞く感染症『エムポックス』ってなに?」という記事を誌面に掲載したのは2024年8月のこと。1年余りたち、ようやく感染者数のレベルが下がったことになる。エムポックスは、もともと「サル痘(モンキーポックス)」と呼ばれていたが、人種差別的なニュアンスが指摘されたほか、サル以外にも多様な動物で保有が確認されたため、「エムポックス」に感染症法上の名称が変更された経緯がある。

アフリカ地域などでは、ウイルスを保有しているげっ歯類(リスやネズミなど)にかまれたり、肉を調理したりすることで感染しているケースが報告されたほか、人から人への感染では感染者の体液や血液に触れたり、性的な接触をしたり、近距離での対面で飛沫に長時間さらされたりすることなどで起こるとされている。感染から通常7~14日程度の潜伏期間の後、頭痛、発熱、リンパ節の腫れ、水ぶくれを伴う発疹などの症状が現れる。2~4週間ほど症状が続くが、多くは自然に回復するとのことだったが、ハイリスク層は男性と性的接触を行う男性とされる一方、女性や子供の感染事例もあり、妊婦や免疫不全者は重症となる場合があることから注意が呼びかけられていた。なにはともあれ、「感染症危険情報レベル1」が解除されたのは朗報。その陰に多くの医療従事者らの献身的な努力があったことも忘れないでいたい。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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