ロンドン地下鉄、9月8日より4日間のストか

■来週月曜日(9月8日)より、ロンドンの地下鉄が4日間にわたってほぼ全面運休となる可能性が高まっている。運輸労組RMTが賃上げと労働時間短縮を求め、ストライキを実施する方針を固めたためだ。各メディアが報じた。

RMTは、3.4%の賃上げ提案に加え、労働時間の短縮を要求。しかし、ロンドン交通局(TfL)は厳しい財政状況にあり、労働時間短縮を認めれば経営にさらに大きな負担となり、容易に受け入れることは許されない。ストが実施されれば来週9月8日(月)から11日(木)までの間、全面運休に近い状況になる見通し。TfLは公式サイトで「7日夕方から長期にわたる混乱が始まる」と注意を呼び掛けている。

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影響は他方面にも及んでおり、ウェンブリー・スタジアムで予定されていた英人気バンド、コールドプレイの2公演が、日程変更を余儀なくされた。ちなみに、キャンセルされたチケットの再販売は3日より行われる。今回の事態を受け、ロンドン市長サディク・カーン氏への圧力も強まっている。これに対し、市長報道担当者は「両者が協議し、混乱を回避すべきだ」とRMTとTfLの双方を批判するコメントを出した。

さらに、来週はドックランズ・ライト・レールウェイ(DLR)でも賃金や勤務条件を巡り、火曜と木曜にストが実施される恐れがある。なお、エリザベス・ラインは運行される見込みだが、他の地下鉄路線との乗換駅ではストの影響が見られる可能性がある。

経済界からは強い懸念の声も上がっている。ロンドンの経済団体「BusinessLDN」の副代表ムニヤ・バルア氏は「休暇明けの通学・通勤が始まる時期に再びストが起きれば、停滞する景気回復に追い打ちをかける」と指摘。交渉は続けられる予定だが、合意に至らず、最悪の事態に至ることも考えられる。外出時にはTfLの公式サイトで最新の情報を得てから出かけることを勧める。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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