■ロンドン・ウォータールー駅構内のパブ「The Well and Boot」が、バーカウンターで注文するドリンクやフードに対して4%の「サービス料」を上乗せしていることが分かった。テレグラフ紙(電子版)が報じた。4%のサービス料は、同店のフードやドリンク全てに適用されるという。同店を運営するのはグレンドラ・レジャー社で、バーカウンターには「チップは100%スタッフのものとなります」と小さく告知されている。ただし、店舗は完全キャッシュレス制で、支払いはカードか非接触決済に限られている。

現金利用活動家のマーティン・クイン氏は「テーブルでサービスを受けるならまだ分かるが、バーカウンターでの注文の一体どこにサービスがあるのか」と批判する。クイン氏は同店を訪れ、3.90ポンドのハーフパイント・サイダーを注文したところ、チャージ込みで約15ペンス余計に支払うことになったという。ウォータールー駅は年間6000万人以上が利用する交通の要所であり、このチャージは店にとって有力な収益源となり得る。
通常、英国のパブやレストランではテーブルに着き、スタッフによるサービスを受けた場合に12.5%前後のサービス料が加算される。そのため、追加のチップは米国や一部の欧州諸国と異なり、基本的に不要とされてきた。しかし、消費者問題の専門家マーティン・ジェームズ氏によると、こうした慣習は変化しつつあり、バーカウンターで購入したドリンクにもサービス料を課すケースが増えているという。ジェームズ氏はこれを「陰湿」と評し、「規制はほとんどなく、チップを店側が独り占めしないことくらいしか明確なルールはない」と指摘する。しかも、こうしたチャージの掲示は小さな文字で分かりにくい場合が多い。ジェームズ氏は「任意だと言うが、英国人の気質から、断るのは気まずいと感じてしまう人も多いだろう」と話す。
ちなみに同店の価格は、アスパル・サイダーやギネスが7.45ポンド、カムデンIPAは7.65ポンド、ソーヴィニヨン・ブランのグラスが8.50ポンド、カクテルは12.50ポンドと強気の設定。ビール注ぐだけで4%取られるなら、自分で注ぎたい!? By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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