米国人の侵略はイヤ‼ コッツウォルズ住民のホンネ!

■ケイト・モス、ベッカム夫妻、エリザベス・ハーレイ、そしてジェレミー・クラークソン。数々の著名人たちがコッツウォルズに邸宅を構えている。しかし今夏、こうした英国人リッチ&フェイマスに加え、米国のセレブたちが続々とコッツウォルズに押し寄せているという。「デイリー・メール」紙(電子版)が伝えた。

※ 生成AIによる少々大げさなイメージ画像です。

コートニー・カーダシアン、エレン・デジェネレス、JD・バンスらは英国の田園地帯でしか味わえない特別な魅力をSNSで熱心に発信中。コートニーは、ウィットニー(Witney)の高級ホテル「エステル・マナー(Estelle Manor)」での滞在を「夢のようなおとぎ話の魔法」と表現。ティーカップやひまわり、白鳥などいかにも英国的な写真をインスタグラムに投稿して訪問を勧めた。しかしこの「片思いの恋物語」に地元住民はあまり乗り気ではない。ウィットニーの住民たちは英国文化を軽んじる「横柄な米国人の侵略」により、パブに行くのを避けるようになったと語る。36年間ウィットニーに住むローラさんは、米国人観光客が好きそうなレストランやパブには絶対に近づかないと言う。「レストランは観光客向けに値段が吊り上げられ、内装も替えられちゃった。住民はそっちのけ。だから彼らが行く所は避けるの」。

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しかし米国人は今後もロマンチックな英国の田舎暮らしを追い求めるようだ。先週もスティーブ・ジョブズ氏の娘イヴが英国のオリンピック馬術選手ハリー・チャールズ氏と、ウィットニーのエステル・マナーで結婚式を挙げたばかり。エドワード・ウォーカーさん(80)も、米国人の増加を実感している。「彼らの増え方はゆっくりだが、大きな文化の衝突がある。近くの家を米国人が買ったが、洪水で手放した。英国で暮らす現実には耐えられないんだ。晴れている時はいいが、冬は無理だ」と語る。キース・マスターズさん(73)も、「米国人侵入者」とは距離を置きたいと話す。「話していたら頭がおかしくなりそうだ。彼らは絶対に自分の非を認めないからね」。ところがこの地域は米国人富裕層向けに急速に変化し、高級リゾートや会員制クラブが続々オープンしている。

ウィットニーのガストロパブで働くレクシー・マコーネルさん(21)によると、米国人は英国人客とは接客時の態度が大きく異なるという。「米国人は扱いにくい。案内を待つよう言っても勝手に座るし、他の人に対応している時に割り込んで来る。それでも感謝の言葉は言うし、サービス料込みでもチップを置いていく」と評価が複雑。マコーネルさんは米国人の流入によって商売が繁盛する一方、地元住民が憤慨している現実も認める。「みんなコッツウォルズにはコッツウォルズらしさを求めている。米国文化は合わないんです」。

それでも、米国人との共存は避けられそうにない。昨年にはエレン・デジェネレスとポーシャ・デ・ロッシ夫妻が、トランプ政権下の米国を離れてコッツウォルズへ移住。夫妻は1500万ポンド(約20億円)のファームハウスが洪水被害に遭ったため現在は丘の上のモダンな邸宅に暮らしている。アンドレア・シェパードさん(75)はこうした「米国人的性格」こそが地元住民と合わない理由だと考えている。「彼らは押しが強すぎるし、特にウィットニーのような場所では、英国人の抑制的な気質を理解していない。パブには来て欲しくない」と話した。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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