ドラァグクイーン2人…子ども向けイベントから追放

■北アイルランド、ベルファストの公共図書館で催された子ども向けの読み聞かせ会で、ドラァグクイーン2人が警察に付き添われて会場を後にする出来事があった。英各メディアが報じた。イベント名は「ドラァグ・クイーン・ストーリータイム(Drag Queen Story Time)」。開催場所はベルファスト東部のホリウッド・アーチズ図書館で、事前予約制。主催者は「あらゆる年齢・家族向け」「個性と包摂性(多様な人々が社会の構成員として尊重され、排除や差別を受けることなく、平等に機会を得て参加し、活躍できる状態)を称えるイベント」として宣伝していた。

出演者は『北アイルランドのファースト・レディ・オブ・ドラァグ』と呼ばれるレディ・ポーシャ・ディモンテとミス・ドラ・ベル。読み聞かせの内容は『こんにちは どうぶつたち(Dear Zoo)』などの人気絵本。ミス・ドラ・ベルが手話で内容を伝え、歌やダンスも交えた構成だった。しかし図書館の外には数人の抗議者が集まり「恥を知れ!」「子どもたちに近づくな!」「君らは君らで勝手にやれ。子どもに関わるな!」などと声を上げた。午後1時40分ごろ、北アイルランド警察が通報を受けて現場に急行。ドラァグクイーンたちは図書館から退避させられ、警察車両で移送された。

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レディ・ポーシャは退場前、抗議者に対し「あなたたちも見学に来ればよかったのに」と言いながら『Dear Zoo』の絵本を振ってみせた。その後、SNS上ではこの出来事が拡散され、一部ユーザーは「警察がドラァグクイーンのタクシー代わりに使われているとは……」と皮肉った。ゴードン・ライオンズ地域社会相は「このようなイベントは子どもには不適切であり、開催されるべきではなかった」と批判。ティモシー・ギャストン議員は「ドラァグという表現は本質的に性的な要素と誇張された女性のパロディであり、大人向けの娯楽だ。成人向けパフォーマンスで知られる人物が、そのままのキャラクターで子どもに本を読むのは許されない」と話した。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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