■ニューカッスル大学とニューカッスル・アポン・タイン病院の共同研究により、2017年から「ミトコンドリア病」を患う子どもの出生率を下げるための特別治療がニューカッスル不妊治療センターで行われているが、このほど、すでに8人の健康な赤ちゃんが誕生していることが公表された。BBC(電子版)が伝えた。
ミトコンドリア病は核遺伝子の変異によって発症する疾患で、真核生物の細胞小器官のひとつ、「ミトコンドリア」に欠陥があると、脳損傷、心臓発作、失明、筋力低下、臓器不全などを引き起こす可能性があり、出生後まもなく死亡することも少なくない。この疾患は母から子に受け継がれるため、ミトコンドリア病を患う母親や家族がいる場合、子どもが同病に罹患している可能性は高くなる。約5000人に1人の割合で、同病を患う子が生まれるという。
研究チームは、母親の卵子と父親の精子に、さらにドナーとなる母親の卵子を組み合わせることで、この疾患の発症を防ぐ治療法を生み出すことに成功。遺伝子の大部分は両親から受け継ぐが、ドナー女性からの0.1%の遺伝子によって、ミトコンドリア病の発症リスクが大きく減少。すでに8人の健康な子どもが誕生しているという。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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