紅茶の正しい淹れ方…ミルクは前か後か? 正解は?

■「紅茶にミルクを入れるのは、紅茶(お湯)の前か後か?」。英国中のオフィス給湯室で交わされてきた、永遠の論争だ。しかし、ついにこの議論に終止符を打つ調査結果が発表された。「デイリー・メール」紙(電子版)が報じた。

英国内の紅茶愛好家2000人を対象に行った調査によると、「正しい紅茶の淹れ方」はミルクを後から入れることだという。圧倒的多数である78%の英国人が「完璧な一杯」を淹れるには、ミルクを先に入れるのは「ありえない」と回答。エチケット・コンサルタントのジョー・ブライアント氏も「紅茶が先、ミルクは後派」を支持。「私も多数派の意見に賛成。イングリッシュ・ブレックファスト・ティーを2分ほどしっかり抽出し、適量のミルクを後から加える。それが理想的な一杯の形だ」と語った。この調査はスーパー大手「アルディ」が委託したもので、英国人の72%が1日平均4杯の紅茶を飲み、55%はコーヒーより紅茶を好むと回答。英国では1日におよそ1億2700万杯の紅茶が消費されているという驚くべきデータもある。とはいえ、22%はいまだにミルクを先に入れており、誤った淹れ方をしていることになる。

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大多数の意見をまとめると、英国人にとっての理想的な一杯とは次の通り。

  • ▶ 紅茶の種類:イングリッシュ・ブレックファスト(67%が支持)。
  • ▶ 淹れ方:先にお湯を注ぎ、ティーバッグを2分間しっかり蒸らす。
  • ▶ その後、セミスキムド・ミルク(低脂肪乳)をほんの少し加え、飲みやすい温度である57度前後まで下げる。
  • これが完璧な「カップ・オブ・ティー」の黄金法則、ということらしい。 料理にもこれくらいの情熱とこだわりがあるといいのに。

一方、この調査結果が出る少し前、米国の化学教授が提唱した紅茶の「究極レシピ」が英国で波紋を呼んだ。ペンシルベニア州ブリンマー・カレッジのミシェル・フランクル教授は、1000年以上前の文献や科学論文数百本を分析し、「学術的」に完璧な一杯を導き出したという。美味しい紅茶を淹れるための鍵とは?

  • a:ひとつまみの塩を加える。塩のナトリウムイオンが苦味の原因である化学反応を打ち消す。
  • b: 温めたミルクを後から加える。凝固を防ぎ、紅茶の冷める速度をコントロールしやすくなる。
  • c:ティーバッグを短時間で抽出し、よく振って絞る。カフェインがゆっくり溶け出すことで発生する渋み(タンニン)を抑える。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)

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