「フィレオフィッシュ」リニューアルと誕生秘話

■英国マクドナルドが、伝統的フィッシュバーガーに発売以来初となる大きな変化を加える。「メトロ」紙(電子版)が報じた。マック(マクド)の定番として50年間親しまれてきた「フィレオフィッシュ」についに「ダブル・フィレオフィッシュ」が登場。7月1日から全国の店舗で販売され「ビッグ・アーチ」など他の新メニューとともに新たな恒久メニューとして常時販売される予定。

© McDonald’s

単品で5.29ポンド(約1000円)、お得な「エブリデイ・バリューミール」なら7.39(1400円)。内容はパン粉をまとった2枚のポロック(タラの一種)フィッシュパティにチーズ、タルタルソース、そして蒸しバンズ。ニュースを知った英国人は早速SNSで「気持ちが分かってもらえた気がする! 興奮で魚のように跳ねそう!」「ああぁ! 最高にうれしい!今すぐ2個頼んでビッグ・フィッシュ・マックに改造しちゃう!」「トリプル・フィレオフィッシュも出して!」などと熱狂している。

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1962年、米オハイオ州シンシナティで誕生した「フィレオフィッシュ」には、次のような誕生秘話がある。マクドナルドのフランチャイズ店オーナー、ルー・グローエン氏が金曜日になるとハンバーガーの売上が落ちることに気づいたのがきっかけ。イエス・キリストが十字架にかけられたのは金曜日。そのためカトリック教会では金曜に、悔い改めの一環として肉食を避ける節制(断食)が行われる。グローエン氏の店舗はカトリック教徒が多い地域にあった。そこで同氏は白身魚をパン粉で揚げたサンドイッチを提案。しかしマクドナルド本部は調理工程が複雑になるとして焼いたパイナップルとチーズを挟んだ「フーラ・バーガー(Hula Burger)」を検討。創業者のレイ・クロック氏は「金曜日に両方出してどちらが売れるか試そう」と提案。その結果、フーラ・バーガーが6個しか売れなかったのに対し、フィレオフィッシュは350個も売れた。フィレオフィッシュの歴史はここから始まった。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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