■英国の大手スーパー・チェーン、マークス・アンド・スペンサー(M&S)をハッキングしたグループが、同社のCEO宛に口汚い言葉を並べ立てたメールを直接送りつけ、嘲笑いながら身代金を要求していたことがBBCの取材で明らかになった。

このメールは4月23日に「DragonForce」と名乗るハッカー集団によってM&S従業員のメールアカウントを利用して送信された。宛先はスチュアート・マシンCEOで、文面はつたない英語だった。このメールは、これまでM&S側が認めてこなかったランサムウェア(身代金)攻撃の被害を初めて明確に裏付ける証拠となる。ハッカーたちはメールに「我々は中国から英国まで進軍し、お前の会社を容赦なく蹂躙し、すべてのサーバーを暗号化した」と記している。今回のサイバー攻撃によりM&Sは推定3億ポンド(約600億円)の損害を受けたとされている。M&Sは6月10日(火)、約2ヵ月ぶりにウェブサイトを再開したと発表した。
このメールはインドのIT大手TCS(タタ・コンサルタンシー・サービシズ)の社員のアカウントを使って送信されたとみられる。同社は10年以上にわたってM&SにITサービスを提供している。このインド人技術者はロンドン勤務でM&Sのメールアドレスを使用しているが雇用主はTCSとされる。報道では、この技術者自身のアカウントが攻撃で乗っ取られた可能性があるとされている。このメールにより、M&Sのハッキングと同時期に起きたCo-opへのサイバー攻撃も「DragonForce」によるものであることも初めて公式に裏付けられた。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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