大量のタコ北上! カニが食われて漁師ら怒り

■タコの大量発生によって甲殻類が壊滅的な被害を受けているとして、英南西部の漁師たちが怒りをあらわにしている。「デイリー・メール」紙(電子版)が伝えた。

デヴォン、プリマスの漁師たちは、仕掛けたカゴ(ポット)に小さな穴を設け、規定サイズ以下のロブスターやカニを逃がすことが義務付けられている。しかし季節外れの高水温の影響で、甲殻類捕食者のマダコが地中海から北上。数千匹単位でイングランドに押し寄せている。このタコはあらゆる甲殻類を食べるが、特に好むのはカニやロブスターなどの高級食材。ホタテも好物だ。それが地元の水産業者に壊滅的な打撃を与えている。タコは仕掛けたポットの中に入り、カニを全て食べ尽くしてから、設けられた逃げ口から出ていく。一方、隣接するコーンウォールの漁師には逃げ口の設置義務がなく、捕まえたタコを保持・販売することも可能だ。

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先週、地元漁業管理機関「デヴォン・アンド・セヴァーン沿岸漁業保全庁(D&S IFCA)」は、タコ漁に限ってポットの出口を閉じてよいと明言。しかし、すでに壊滅的な被害が出ており、若いカニが食い尽くされ、将来的な資源回復が危ぶまれている。先週、1日で27トン以上のタコが、ブリクサム港に水揚げされたという。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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