■英国で最も有名と目されていた木を伐採した2人の土木作業員が9日、有罪判決を受けた。英各メディアが報じた。 ダニエル・グレアム被告(39)とアダム・カラザース被告(32)は「愚かな任務(moronic mission)」と呼ばれる犯行により、わずか3分足らずで世界的に有名なシカモア・ギャップの木を切り倒し、世界遺産ハドリアヌスの長城を損壊した罪により最大10年の懲役刑に直面している。両被告は法廷で互いに責任をなすりつけ合い友情が崩壊。評決は約5時間の審議を経て下された。

2人は共にカンブリア出身。2023年9月28日未明、嵐の中を30マイルほど運転してシカモア・ギャップに到着。チェーンソーで木を切り倒す様子を携帯電話で撮影していた。翌朝、事件が報道されると2人はSNSで切り倒した木に関する投稿を共有し、グレアム被告が「さあ、始まるぞ」とカラザース被告に送信。報道を面白がるような態度を見せていた。
検察は「悪ふざけのつもりだったようだが、国民の激しい怒りを目の当たりにして、事の重大さに気づいた。 彼らの行為は樹木に対する愚かな暴力行為に等しい」と糾弾した。判決により2人は木に対して62万2191ポンド(約1億2千万円相当)、ハドリアヌスの長城に対して1144ポンド(約20万円)の損害を与えたと認定された。シカモア・ギャップの木は樹齢150年近いと言われ、1991年のケヴィン・コスナー主演の映画『ロビン・フッド』にも登場。世界的に知られる存在となっていた。2人は元々親しい友人同士であり、日常的に木の伐採を共に行っていたが、裁判が始まってからはお互いに罪をなすりつけようとする発言を繰り返している。両被告には今後、最大で10年の懲役刑が言い渡される可能性がある。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
シカモア・ギャップの木が切り倒される瞬間の映像はこちらから。© Sky News








































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